研究課題/領域番号 |
22730182
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
経済統計学
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
山鹿 久木 関西学院大学, 経済学部, 教授 (50334032)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ジェントリフィケーション / GIS / 空間設計 / 密集法 / 防災再開発促進地区 / 空間統計 / 都心回帰 |
研究概要 |
本研究では、東京都23区内で「防災再開発促進地区」として指定されている地域と指定されていない地域について、人口や地価、居住者の所得水準の変化を町丁目単位で比較した。その結果、「防災再開発促進地区」として指定された地域のほうが人口流出が少ないことがわかった。さらにわずかではあるが「防災再開発促進地区」の指定を受けた地域の方が、そうでない地域に比べて世帯年収が高くなっていることがわかった。この人口の変化と平均所得の変化から、防災再開発の指定や再開発の実施は、居住環境の改善により、これまでより高い所得層の人々が流入してくるというジェントリフィケーションが起こっている可能性があることがわかった。
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