研究課題/領域番号 |
22730184
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用経済学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
黒瀬 一弘 東北大学, 大学院・経済学研究科, 准教授 (80396415)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 需要飽和 / 技術革新 / 所得分配 / マルコフ過程 / 垂直的統合 / 多部門モデル / 技術進歩 / 需要の飽和 / マルコフ連鎖 |
研究概要 |
本研究では、ユール過程と呼ばれる確率過程にしたがって新生産物が創出され、しかも時間の経過とともに創出された生産物に対する需要の飽和速度が速くなっていくという多部門モデルを構築し、所得分配および雇用の推移を分析した。その結果、需要の飽和速度が速いほど雇用の成長は大きくなるが、実質賃金率の成長は抑制され、利潤シェアの上昇は少なくとも初期段階では飽和速度が速いほど大きくなることが示された。本研究で使用した多部門モデルに関する新しい理論上の問題についても研究成果が得られた。
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