研究課題/領域番号 |
22730215
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用経済学
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研究機関 | 甲南大学 |
研究代表者 |
後藤 励 甲南大学, 経済学部, 准教授 (10411836)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 禁煙 / たばこ値上げ / 時間選好率 / 相対危険回避度 / 内的動機 |
研究概要 |
禁煙意思に関しては、値上げ前に比べると、高ニコチン依存度の喫煙者で禁煙意思を持つ確率が減少し、低・中ニコチン依存度の喫煙者ではその確率が上昇した。禁煙を開始した喫煙者への追跡調査では、禁煙失敗群の方が、有意に内的動機指標の値が低く、禁煙失敗群の方が禁煙に関する内的動機が低いことがわかった。時間選好率は、禁煙成功群は6ヶ月間変化がないが、禁煙失敗群は、6ヶ月後に年9.0%から21.3%へと上昇した。禁煙の成功・失敗によって、禁煙に対する内的動機・時間選好率の変化が引き起こされた。
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