研究課題/領域番号 |
22730239
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
坂田 圭 立命館大学, 経済学部, 准教授 (60346137)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | パラサイトシングル / 同居行動 / パネルデータ分析 / 若年層 / 同居 / 幸福度 / 世代間所得移転 / マッチング法 / 家族の経済学 |
研究概要 |
本研究では、「家族についての全国調査」を使って「成人の子が親と同居する要因」、「同居が親や成人の子の満足度に与える影響」について分析をした。特に、息子、娘といった性別の異なる同居の組み合わせが、父親、母親それぞれの生活の満足度にどのような影響を与えたのかを分析した。同居が親や子の満足度に与える影響を検証するために、マッチング法(propensity score matching)を用いた。そのアルゴリズムはカーネル法とnearest-neighbor法で推定した。 分析の結果、同居は子の満足度には影響を与えないが、親の満足度を下げるということがわかった。親から子の所得移転は同居確率を高めないが、子から親への所得移転は同居確率を高め、子との同居による親の不効用を所得移転により補償していると解釈できる。
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