研究課題
若手研究(B)
本研究では,金融資産所得課税が家計の資産選択に与える影響を分析した。分析の手順としては,まず,金融資産所得課税の実効税率を推計し,次に,その実効税率を用いて家計の金融資産需要関数を推定する。最後に,その推定係数を用いて税制改正のシミュレーションを行う。実効税率の変化だけを見ると,税制改正によって大きく変動してきているが,それが資産選択に与える影響を見ると,その効果は非常に小さいことが明らかになった。
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証券経済研究
巻: 第77号 ページ: 173-189
40019259579
早稲田経済学雑誌
巻: 70 ページ: 37-70
40018742233
早稲田経済学研究