研究課題/領域番号 |
22730269
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
財政学・金融論
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
亀田 啓悟 関西学院大学, 総合政策学部, 准教授 (80286608)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 財政赤字 / 公的債務 / 長期金利 / ソブリンリスク / 財政政策の有効性 / 非ケインズ効果 / Threshold VAR / イベントスタディー / Published Forecast / イベントスタディ / VARMA |
研究概要 |
本研究では我が国の財政赤字・公的債務と長期金利の関係の再検討を行った。その結果、(1)バブル崩壊後の計18回の財政拡大のうち6回で有意な金利上昇が観察され、このうちの後半4回は財政リスクを反映した「悪い上昇」であった、(2)財政赤字対GDP比1%の上昇は長期金利を0.26-0.34%上昇させる一方、政府債務対GDP比では最大でも0.012%しか上昇させない、等が確認された。また、関連研究から(3)金融環境、財政状況が悪い下では、財政政策の需要拡大効果が大幅に低下してしまうことも確認された。
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