研究課題/領域番号 |
22730279
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 関東学院大学 |
研究代表者 |
森 宜人 関東学院大学, 経済学部, 准教授 (10401671)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 社会都市 / 失業保険 / ガン・システム / 公共性 / 介入的自由主義 / 社会国家 |
研究概要 |
ドイツでは20世紀初頭、国家的失業保険が未整備の中、都市レベルでの失業保険が実施された。その主流となったのは、失業した組合員に失業手当を給付する労働組合に対してその給付額に応じて都市自治体が補助金を支出する、ガン・システムであった。本研究では、同時代の政策思想分析ならびに大ベルリン圏諸都市の事例分析を通じてガン・システムが受容された歴史的コンテクストを明らかにし、仮説的にではあるが、自発的な集団的自助を促進するための公的介入が「社会都市」形成の基盤となっていたという結論を導き出した。
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