研究課題/領域番号 |
22730318
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
守 政毅 立命館大学, 経営学部, 准教授 (00434704)
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研究協力者 |
謝 貴枝 香港大学商学院, 国際マーケティング学, 部長華人経営研究センター所長
古田 茂美 香港貿易発展局, 日本首席代表
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 華人企業 / 戦略構築 / 東アジア / 香港:シンガポール:マレーシア / 国際情報交換 / 香港 / シンガポール / マレーシア |
研究概要 |
本研究では、アジアで高いプレゼンスを示してきた華人企業を対象に、従来の経済学や社会学の研究成果を補完しながら、経営戦略の視点からの分析を試みた。アジアを基盤とする代表的な華人企業の経営戦略を対象に、経営戦略論の枠組みを適用し、香港、シンガポール、マレーシアのマクロ経済環境と各華人企業家が持つ経営資源を活用した環境創造と能力蓄積という視点で、経営成果をとらえ直した。そして、それらが相互作用した結果として、経済環境に適応する戦略構築能力から生じていることを明らかにした。つまり、香港・シンガポール・マレーシアの華人企業は、各国・地域の経済と産業の成長構造に対して、経済環境にうまく適応しながら事業を発展させる戦略構築が観察され、それを補完する企業家ネットワークの利用、組織マネジメントといった華人企業独自のメカニズムが埋め込まれていることを明らかにした。
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