研究課題
若手研究(B)
本研究は,19世紀のアメリカ鉄道会社を対象として,複会計システムの実態を検討したものである。特に1893年恐慌により多数の鉄道会社が倒産し,その再編過程で複会計システムが導入されたが,同時に連結会計を導入する鉄道会社も存在した。当時の過大資本化の影響もあり,有形固定資産の実在性をアピールするには複会計システムと連結会計が有用であったという点も明確にした。また,監査報告書等を利用して,当時の監査実務の実態を明らかにした。
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経済学研究
巻: 第61巻第1・2号 ページ: 41-59
110008616656
経済学研究(北海道大学)
巻: 61巻1・2号 ページ: 41-59
http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/handle/2115/47156