研究課題/領域番号 |
22730402
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 麗澤大学 |
研究代表者 |
高本 香織 麗澤大学, 外国語学部, 准教授 (30550264)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,706千円 (直接経費: 2,081千円、間接経費: 624千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 626千円 (直接経費: 481千円、間接経費: 144千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 異文化コミュニケーション / 異文化適応 / 外国人ケアワーカー / 異文化間ケア / 質的研究 / 外国人看護師 / 異文化間看護 / 異文化間介護 / EPA |
研究概要 |
経済連携協定に基づき来日した外国人ケアワーカー(比人看護師)が、異文化適応の過程において経験しているコミュニケーションの問題は、彼女たちのアイデンティティの問題と深く関わっているということがわかった。不自由な日本語によるコミュニケーションを通じて過去の自分(優秀な看護師である本来の自分)と現在の自分(役立たず、”useless”な自分)との比較を強く意識せざるを得ない時、彼女たちはそのコミュニケーションを「問題」だと意味付けするのである。さらに、周囲の人々が自己イメージの回復を阻害したり助けなかったりした時に、そのコミュニケーションは「問題」として彼女たちに意識されるということがわかった。
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