研究課題/領域番号 |
22730610
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
石川 眞佐江 静岡大学, 教育学部, 講師 (80436691)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,333千円 (直接経費: 3,333千円、間接経費: 999千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,603千円 (直接経費: 1,233千円、間接経費: 369千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 幼児の音楽行動 / 歌唱行為 / 遊び / 機能 / 幼児 / 歌唱 / 見立て / コミュニケーション |
研究概要 |
本研究の目的は,幼児の遊び場面において歌唱行為の果たす機能について明らかにすることである。方法としては、保育場面での幼児のごっこ遊びにおいて歌が歌われた場面を事例として抽出し、特にごっこ遊びにの場面に焦点を当て、歌によりどのように遊びが変容したかという視点で事例を分析した。分析の結果、ごっこ遊びにおける歌の機能を五点指摘した。 (1)遊びにおける子ども同士の人間関係や力関係を変化させる。 (2)一度却下された遊びのアイディアが承認される助けとなる。 (3)遊びに具体的なイメージを付与し,ごっこ遊びの役柄や状況設定を変化させる。 (4)何らかの制約により遊びが停滞しそうな状況を打破する。 (5)新たな子どもが遊びに参入する際、受け入れられるきっかけを作る。
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