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公民館経営の方法に関する実証的研究:社会的役割の観点から

研究課題

研究課題/領域番号 22730625
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関ノースアジア大学

研究代表者

井上 伸良  ノースアジア大学, 法学部, 准教授 (50569902)

研究期間 (年度) 2010 – 2012
研究課題ステータス 完了 (2012年度)
配分額 *注記
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2011年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード公民館経営 / 社会教育
研究概要

本研究は、公民館経営に関する学術的・実践的知見を整理するとともに、複数の自治体を対象として、公民館活動や当該自治体における公民館の配置状況等に関する質量を伴ったデータを収集・分析することを通し、公民館が有する社会的役割に関して裏づけのある議論を展開することを目的としている。
研究期間の最終年となる平成24年度は、調査票調査の対象となった秋田県北地域の公民館・公民館類似施設において、分館網が充実している館を対象にヒアリングを行った。その結果、公民館の活動の活性度は、館の対象区域の広狭(施設へのアクセス・アビリティ)よりも、学習活動を主導する地縁団体等の有無が重要な1つの鍵となっている場合があることを確認することができた。また、過年度において実施した調査票調査の対象地域にある教育委員会へもヒアリングを行い、中心地から離れた集落への学習支援、域内に存在する県立施設と公民館との役割分担や連携の実状・あり方について情報を得ることで、公民館整備体系を考察するうえで勘案すべき要因を補うことができた。
政府統計や調査票調査での量的データとヒアリングで得られた知見を総括すると、公民館は役場機能や避難所機能などの役割を担う点においては狭域に配置されるべき施設であり、学習支援をも含めた意味での経営にあっては、地域住民のボランタリズムに大きく依拠し、かつ期待される施設であると考えられた。そのような観点から報告書をとりまとめる。

報告書

(4件)
  • 2012 実績報告書
  • 2011 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2010 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2014

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文]2014

    • 著者名/発表者名
      井上伸良
    • 雑誌名

      公民館の事業と社会的役割に関する調査研究報告書

    • 関連する報告書
      2011 研究成果報告書
  • [雑誌論文] ヒアリング調査等からの示唆2014

    • 著者名/発表者名
      井上伸良
    • 雑誌名

      公民館制度に関する調査研究報告書

    • 関連する報告書
      2011 研究成果報告書

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公開日: 2010-08-23   更新日: 2016-04-21  

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