研究課題
若手研究(B)
大学進学率の上昇にともない、高校生の進路選択における関心は、かつての学力試験による「選抜」の問題から、各人の「選択」の問題へと移行しつつある。一方で進学に対する制約要因として家計の費用負担能力が注目されるようになってきた。本研究では、高校生の進路選択において、現代の高校生の進路選択において学力、費用負担能力がどの程度まで大学への進学を規定しているのか、また残余要因として生徒の進路選択に対する主観的認識がどのように影響を及ぼしているのかを検討した。