研究課題
若手研究(B)
(I)三角圏上のホモロジカルな構造 三角圏上のねじれ対は、古典的に良く知られ代数幾何学においても重要な概念である「t-構造」と、近年代数の表現論において定式化された「クラスター傾部分圏」を同時に一般化する概念である。本研究ではねじれ対に関する代数構造を調べており、t-構造のハートとクラスター傾部分圏による剰余を一般化する形で、ねじれ対からのアーベル圏の構成を行った。(II)有限群に付随する両変関手 有限群に付随する両変性を持つ関手「Mackey 関手」と、Mackey 関手論における可換環論的役割を果たす「丹原関手」について圏論的視点からの研究を行っている。可換環論の両変版として、イデアル剰余・分数環・多項式環・素スペクトラムに相当する基本的操作を丹原関手に対して定式化した。
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