研究課題/領域番号 |
22740061
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
数学一般(含確率論・統計数学)
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
稲浜 譲 名古屋大学, 多元数理科学研究科, 准教授 (80431998)
|
研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | ラフパス理論 / 確率微分方程式 / マリアヴァン解析 / 大偏差原理 / 漸近展開 / ラフパス / フラクショナル・ブラウン運動 / ラプラス近似 / フラクショナルブラウン運動 |
研究概要 |
4年間の研究期間を通じてラフパス理論を研究した。この理論は伊藤の確率微分方程式の理論を「脱ランダム化」するもので、むしろ解析の色が強い分野である。最近、急速に発展してるこの分野であるが、筆者は特にこの理論の確率論的な側面を研究した。特に、確率論において重要な位置をしめる極限定理(大偏差原理やラプラス型の漸近定理)が、ラフパス理論という枠組みの内ではどのようになるのかに興味を持ち、主にマリアヴァン解析を道具として使って、このテーマに関していくつかの論文を書いた。
|