研究課題
若手研究(B)
本研究では複素ユークリッド空間の等質有界領域や、それをジーゲル領域と呼ばれる上半平面型の領域として実現する際に現れる等質錐の研究を、幾何学的な観点から行った。特に等質錐や、より一般に正則錐において自然に誘導される因果構造に着目して研究を進めた。その結果、等質錐だけでなく一般に正則錐においても、その上の因果自己同型写像は線型なものに限られるという定理を得た。
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