研究課題/領域番号 |
22740150
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
道正 新一郎 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教 (80392140)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | 原子核(実験) / 不安定核ビーム / 魔法数 / 質量測定 / 飛行時間法 / 磁気分析装置 / 不安定核 |
研究概要 |
本研究では、大強度重イオンビームの破砕反応で生成する不安定核の質量を測定することを目指し、飛行時間法を用いた不安定原子核の質量測定法を確立のための高時間分解能検出器およびイオン光学の開発研究を実施した。ビーム透過型で時間分解能の高い検出器として、200ミクロンのCVDダイヤモンド検出器を開発し、核子あたり300MeVの炭素ビームに対して30ps(σ)の分解能を得た。イオン光学開発では、実験装置中のイオンビームの飛行経路を測定することで、その情報を基に得たイオン光学行列要素からイオンビームの運動量を1/8100で決定することができた。以上2点の結果から、本質量測定法は、質量数50近傍の不安定核質量を数百keVの精度で決定できると評価された。
|