研究課題/領域番号 |
22740173
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 (2011-2012) 大阪大学 (2010) |
研究代表者 |
伊藤 悦子 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 特任助教 (50432464)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 非摂動論的くりこみ / 格子シミュレーション / 共形場の理論 / くりこみ群 / 赤外固定点 / 繰り込み群 |
研究概要 |
四次元の大きなフレーバー数を持つ非可換ゲージ理論の強結合領域での理論の振る舞いを格子シミュレーションを用いて調べた。特に 12 個の質量ゼロのフェルミオンが結合する SU(3)ゲージ理論について、非摂動論的手法を用いて結合定数のエネルギー依存性を測定した。この理論は、摂動論の解析によると非自明な相互作用を持つ赤外固定点の存在が示唆されている。しかし、その予言は、結合定数の非接道領域にある。そこで、非摂動論的にこのような固定点が存在するかどうかを示す必要があった。私は、格子シミュレーションを用いてこれを調べ、その結果、強結合領域に非自明な相互作用をもつ固定点が見つかった。さらに、この理論の固定点周りでの普遍量を調べ、理論的な性質を明らかにしつつ、低エネルギー領域の物理に対する影響を考察した。
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