研究課題
若手研究(B)
本研究ではフライホイール発電機を用いてパルス強磁場下での比熱測定を開発することを第1の目的としたが、東日本大震災の影響により発電機の使用に制限が生じたため、計画を大幅に変更して近藤半導体CeT2Al10(T=Ru,Os)のパルス強磁場下での磁化・磁気抵抗測定を主に行った。その結果、この系では伝導電子と局在f電子の異方的な異方的な混成が重要な役割を果たしていることを見出すなど、CeT2Al10系で出現する奇妙な相転移に関して多くの知見を得ることに成功した。
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Induced by Small Amount of Rh Substitution、Journal of the Physical Society of Japan
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