研究課題/領域番号 |
22740279
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生物物理・化学物理
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研究機関 | 九州大学 (2012) 分子科学研究所 (2010-2011) |
研究代表者 |
吉田 紀生 九州大学, 学内共同利用施設等, 准教授 (10390650)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | DNA / 溶媒効果 / 3D-RISM-SCF / QM/MM / 電荷移動 / 3D-RISM-SCF / DFT/3D-RISM |
研究概要 |
生体分子の電子状態計算手法であるQM/MM法と,生体分子の溶媒和を記述できる液体の統計力学理論である3D-RISM理論をくみあわせたQM/MM/RISM法を提案した。本手法では,生体分子の反応活性中心を量子化学手法(分子軌道法または密度汎関数法)で取り扱い,その他の部位を分子力場で,そして溶媒分子を統計力学理論である3D-RISM法で扱う。 この手法および従来法(RISM-SCFや3D-RISM-SCF)を相補的に用いて,溶液内化学過程への応用を行った。特にDNAへのプロフラビンのインターカレーション過程の解析を行い,溶媒の働きを明らかにした。また,DNAの電荷移動過程の解析へ展開した。
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