研究課題
若手研究(B)
世界の地上日射は、1950~1980年代まで減光傾向、その後、増光傾向にある。本研究では、世界の広帯域日射の長期観測から、エアロゾルの量と光吸収性を表す光学特性を推定し、地上日射への影響を調べた。1976~2008年の日本では、1980年代に光吸収性の強いエアロゾルが多くなっていた。エアロゾル量の増加と光吸収性の強化は、ともに地上日射の減光を促す。このため、日本の地上日射の減光・増光が起きていた。1995~2010年の世界28地点では、エアロゾル量は増加していたが、光吸収性は弱化していた。このため、エアロゾルの地上日射への影響は小さかった。
すべて 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 9件) 学会発表 (9件)
J. Geophys. Res
巻: 117 号: D7
10.1029/2011jd017158
巻: 116 号: D3
10.1029/2010jd014911
Doctor Thesis, Hokkaido University
Journal of Geophysical Research
巻: 116
Atmos. Environ
巻: 44 号: 25 ページ: 3034-3042
10.1016/j.atmosenv.2010.05.008
気象集誌. 第2輯
巻: 88 号: 5 ページ: 847-856
10.2151/jmsj.2010-505
130004435113
Atmospheric Environment
巻: 44 ページ: 3034-3042
Journal of the Meteorological Society of Japan
巻: 88 ページ: 847-856