研究課題
若手研究(B)
走査トンネル顕微鏡を用いた振動分光(STM-IETS)法を巨大分子系に応用するためのシステム開発を行った。開発した装置を用いでDNAや変成蛋白質の実空間観察を行った。癌抑制蛋白として知られるp53に関しては、濃度に依存した重合状態やその特徴的な形状を観察することにも成功した。今後、得られた知見をもとにSTM-IETS法を応用した巨大分子に対する構造解析法の確立が期待される。
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Japanese Journal of Applied Physics
巻: 50 号: 8S3 ページ: 08LB05-08LB05
10.1143/jjap.50.08lb05
210000071134