研究課題/領域番号 |
22750032
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
宮村 浩之 東京大学, 大学院・理学系研究科, 特任助教 (00548943)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 固相触媒 / 金 / ワンポット反応 / エステル / アミド / 酸素酸化 / ナノクラスター / 固定化触媒 / 金属ナノクラスター / アミド合成 / 二次金属触媒 / ベンゾオキサゾール / イミン / ホウ素触素 / 二機能性触媒 / アルコール酸化 / 高分子 |
研究概要 |
研究代表者らは既に、ポリスチレンを基盤とする高分子や高分子と活性炭の複合担体に固定化した金ナノクラスター触媒(PI-Au、PI-CB/Au)ならびに二元金属ナノクラスター触媒(PI-Au/M、PI/CB-Au/M)が、アルコールの酸素酸化反応を始め種々の酸化反応に有効に機能することを見いだしている。本研究において、これらの触媒を用いたアルコールからの酸化的ワンポットエステル合成反応、一級アルコールとアミンからの酸化的直接アミド合成反応、アリルアルコールと1, 3-ジカルボニル化合物によるワンポット酸素酸化-Michael連続反応を開発した。 また、オルトアミノフェノールとアルデヒドからなるSchiff塩基を原料とし、白金ナノクラスター触媒による分子状酸素を酸化剤とする酸化的ベンゾオキサゾール合成法を開発した。N-アルキル置換オルトアミノフェノールを原料にすると、二段階の酸化反応と環化反応の合計3段階の反応がワンポットで進行し、ベンゾオキサゾールが直接得られることも見出した。
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