研究課題/領域番号 |
22750087
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 選択的合成・反応 / 合成化学 / 有機化学 / 不斉合成 / 超原子価ヨウ素 / 酸化反応 / カップリング / 環境低負荷型反応 / 不斉触媒 / 機能物質科学 |
研究概要 |
本研究では、 デザイン型超原子価ヨウ素化合物を触媒的に用いる幾つかの酸化的変換反応に成功した。具体的には、5 価の 2-ヨードキシベンゼンスルホン酸(IBS)を触媒とする、フェノール類の ortho-選択的酸化反応による対応する ortho-ベンゾキノン類の合成に初めて成功した。また、立体配座に柔軟性をもたせた 3 価の超原子価ヨウ素触媒をデザインし、それを触媒とする1-ナフトール誘導体の高エナンチオ選択的脱芳香環型酸化反応に成功した。さらに、触媒前駆体としてテトラアルキルアンモニウムヨージドを、共酸化剤として安全・安価な過酸化水素又は TBHP を用いる、 カルボニル化合物の環境低負荷型オキシアシル化反応にも成功した。
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