研究課題
若手研究(B)
革新的な不斉合成技術の確立を目指し、配位性ヘテロアリール基を活性化基・立体制御基として活用する新しい不斉合成触媒の開発を行った。有効な立体制御手法の無いケトン類へのアルドール反応に開発した不斉有機分子触媒を用いたところ、これまでに無い触媒活性・高立体選択性を示した。また、本触媒を用いることで、生理活性物質: Flustraminol BやAG-041R類の簡便合成法の開発にも成功した。さらに、開発した有機分子触媒の固相担持による回収再利用に成功した。
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