研究課題/領域番号 |
22750132
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
機能物質化学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
平田 修造 九州大学, 最先端有機光エレクトロニクス研究センター, 特任助教 (20552227)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 生物性 / 光制限効果 / 逆過飽和吸収 / 励起状態 / 励起状態寿命 / 光増感 / ステロイド / エネルギー移 / 重水素化 / 励起三重項 / オプティカルリミット / 常温リン光 / 金属錯体 |
研究概要 |
LEDなどの低パワー光源の光照射強度が増加すると吸光度が大きく増加する材料(逆過飽和吸収材料)の開発に成功した。この材料では、2種類の化合物が、ステロイドホストにドープされている。一つは、光増感剤のための金属錯体(ドナー)であり、もう一方は長い三重項励起子を維持するための重水素化芳香族化合物(アクセプター)である。低閾値の逆過飽和吸収現象は、ドナーから光増感により、効率よく大きな三重項・三重項吸収を示すアクセプターの三重項励起子を形成することによって達成され、調光素子への有用性が示された。
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