研究課題
若手研究(B)
殺菌防腐剤パラベンとその二次的生成物による水質汚染の解明に取り組んだ。まずパラベン関連23物質の一斉分析法を確立した。河川中では、塩素化体として懸濁相に分布することがわかった。塩素化体は、親パラベン(塩素をもたない)が水道水と接触した際、生成することを突き止めた。また、紫外線照射により含塩素カテコールとなり、難分解性が高まった。複数の毒性試験から、製品への使用頻度が高いプロピルパラベンは、塩素化されると催奇形性を示した。
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Environ Chem Lett, peer-reviewed journal
巻: (in press) 号: 4 ページ: 401-406
10.1007/s10311-012-0367-1