配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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研究概要 |
本研究は,工具表面にマイクロ・ナノメータオーダの微細なテクスチャを作製し,そこで発現する摩擦係数の低下の作用を応用することで,優れた加工性を持った切削工具を開発することを目的としている.テクスチャによる化学的な影響について検討するため,ガスを吹きかけながらの切削実験および雰囲気を変化させた状態での摩擦摩耗試験を行った.その結果,テクスチャによって摩擦が減少する要因の一つとして,酸化の作用が存在することがわかった.さらにテクスチャを微細加工用工具へ応用するため,小径エンドミルへの適用について検討した.その結果,レーザによるデブリの少ない条件でテクスチャを作製することで,その効果が得られることがわかった.
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