研究概要 |
液中プラズマは自身の熱によって周囲の液体を蒸発させて気泡を発生させる。10~101kPaにおける27. 12MHzの高周波水中プラズマについて, 1台の高速度カメラとダイクロイックミラー等の光学系を組み合わせることにより, 2つのプラズマ発光分布ならびにプラズマ発光分布と気泡挙動との同時撮影を行った。2つのプラズマ発光分布から励起温度分布が算出された。圧力の増加にともない気泡の成長・電極離脱周期は規則的となり,離脱直前に電極と気泡間に伸びる長い気泡内で温度は最大になることが明らかとなった。
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