研究課題/領域番号 |
22760251
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
電子デバイス・電子機器
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研究機関 | 豊橋技術科学大学 |
研究代表者 |
河野 剛士 豊橋技術科学大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (70452216)
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研究協力者 |
沼野 利佳 豊橋技術科学大学, エレクトロニクス先端融合研究所, 特任准教授 (30462716)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | ナノプローブ / 細胞内電極 / 細胞内プローブ / ドラッグデリバリーシステム / 集積回路 / MEMS / vapor-liquid-solid 成長法 / 脳・神経科学 / Vapor-Liquid-Solid成長法 |
研究概要 |
本研究課題では、脳・生体組織内のナノスケール局所領域電気的・化学(薬学)的解析ツールを目指した、集積化ナノプローブアレイデバイスを開発した。製作したデバイスの応用として生体組織の深部細胞内への薬液投与を提案し、これをナノプローブアレイを用いたナノ粒子の電気的吸着と擬似生体サンプルへのナノ粒子注入により実証した。更に、ナノプローブアレイによる細胞へのDNA導入を提案し、これまでに、培養したHEK293細胞に対し改変YFP(yellow fluorescent protein)を滴下、ナノ先鋭化プローブを細胞に対し刺入を行うことでDNAの局所的導入に成功している。本研究で開発したナノプローブデバイスはこれらの応用以外にも、電気的細胞内プローブとしての応用もあり、脳・神経科学の分野での今後の貢献が期待できる。
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