研究概要 |
投影する並進移動縞の像の劣化からシングルフレームで三次元形状を推定するシステムを構築した。ある空間周波数をもつ格子が移動することで対象表面に生じる明暗は,その縞の移動速度と空間周波数により決定される時間周波数で変化し,その振幅は光学系の低域通過特性により焦点位置からのズレに反比例して小さくなる.これを時間相関カメラを用いて撮像することでワンショットで3次元形状を復元した。実験により,空間周波数成分の時間相関検出が可能であることを確認し,ゴム製の耳やセラミック製の置物の形状復元を実施した.
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