研究課題
若手研究(B)
本研究では,断層近傍における短周期成分が卓越した大加速度振幅の上下方向地震動によって生じる軸力変動がRC橋脚の耐震性に及ぼす影響について,その軸力変動を模擬した静的正負交番繰返載荷実験およびファイバー要素解析により検討した.その結果,軸方向鉄筋の座屈発生後は,圧縮・引張の繰り返しの変動軸力によりコアコンクリートの損傷が進展し,塑性ヒンジ区間におけるせん断変形が顕著になること,変動軸力における最大引張力が大きいほど,コアコンクリートの損傷領域が大きくなることなどが明らかとなった.
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土木学会論文集A1(構造・地震工学)
巻: Vol.68, No.4(印刷中)
130004556839
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