研究課題/領域番号 |
22760390
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
土木計画学・交通工学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
安東 直紀 京都大学, 大学院・工学研究科, 特定准教授 (20432362)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 物流 / シティロジスティクス / ロジスティクス |
研究概要 |
本研究では、構築した経路ポートフォリオを用いた配車配送計画問題(以後、経路ポートフォリオ配送計画)の定式化を、実際の都市内道路ネットワークと、VICSにより得られる所要時間履歴情報を適用したケーススタディを実施し、効果の検証及び考察を行った。その評価を行うに当たり、熟練した配送係の配送モデル(以後、配送係の再現モデル)も構築した。その結果、本研究で用いた都市内道路ネットワークと実際の所要時間の履歴情報及び時間帯指定の条件では、確率論的配送計画により配送を行うケースと、経路ポートフォリオ配送計画を用いて配送を行うケースでは、配送の安定選好度αが中程度の場合に、微少ではあるが経路ポートフォリオ配送計画の方が安定して安価な配送を実現することが確認できたが、時間帯指定の条件によっては確率論的配送計画と経路ポートフォリオ配送計画では配送コストに全く差が無くなることが明らかとなった。いずれのケースにおいても、確率論的配送計画・経路ポートフォリオ配送計画共に配送係の再現モデルよりも良好な配送を実現した。
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