研究課題/領域番号 |
22760523
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
複合材料・物性
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
寺島 岳史 大阪大学, 接合科学研究所, 特任助教 (10402992)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 複合効果 / 負膨張係数材料 / 金属ガラス / 膨張係数制御 / プラズマ放電焼結 / 複合材料 / ゼロ膨張係数 / 負膨張係数 / Mn_3(Cu_<0.53>Ge_<0.47>)N / ZrW_2O_8 / アモルファス / SPS |
研究概要 |
本研究の目的は、金属ガラス(バルクアモルファス合金)に負の膨張係数を有する材料を複合化して正味の膨張係数がゼロの材料を開発することである。金属ガラスにFe_<43> Cr_<16> Mo_<16> C_<15> B_<10>合金を、負膨張係数材料にMn_3(Cu_<0.53> Ge_<0.47>) Nを選択してFe_<43> Cr_<16> Mo_<16> C_<15> B_<10>金属ガラスのガラス転位温度(T_g=863K)付近でプラズマ放電焼結(SPS)を行った。その結果、Fe_<43>Cr_<16>Mo_<16>C_<15>B_<10>金属ガラスはT_g付近で過冷却状態に転移して粘性流動性を示し、比較的低温でも高密度のFe_<43>Cr_<16>Mo_<16>C_<15>B_<10>金属ガラス/ Mn_3(Cu_<0.53>Ge_<0.47>) N複合体を作製することができた。また室温付近において正味の膨張係数をゼロに制御することに成功した。
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