研究概要 |
燃料用バイオエタノール製造プロセスでは脱水(水分除去)の省エネ化が課題である.水分を選択透過するゼオライト膜を用いるに当たって,膜の表面積を大幅に増して脱水速度を向上させることを意図して,階層多孔性を持つシリカの内部に存在する10m 程度の連通マクロ孔表面をゼオライト化する手法を検討した.種結晶からゼオライト膜化する従来の調製法よりもシリカをSi 源としてAl 源を含浸・分散させる手法の方が有望であることを見出すとともに,ナノパームポロメトリー法によりゼオライト膜細孔のサイズ評価を実施した.
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