研究課題/領域番号 |
22760584
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
化工物性・移動操作・単位操作
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研究機関 | 旭川工業高等専門学校 |
研究代表者 |
高田 知哉 旭川工業高等専門学校, 物質化学工学科, 准教授 (00342444)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 高分子成形加工操作 / 放射線グラフト重合 / 紫外線照射 / 異性化反応 / グラフト技術 / 放射線 / 紫外線 |
研究概要 |
ポリマー表面への放射線グラフト重合で生じるグラフト鎖の高密度化をはかる目的で、紫外線照射を併用する新規な方法の可能性について検討した。ポリプロピレンを試料とし、X線照射によりラジカル生成させた後、紫外光を照射した上でモノマーを導入して所定時間グラフト重合を行った。同様に紫外線照射を行わない試料についてもグラフト重合を行い、紫外線照射の有無によるグラフト生成量の違いを調べた。その結果、紫外線照射を行った場合のほうがグラフト生成量が大きい傾向がみられた。このことは、放射線で生じるポリマーラジカルが紫外線により構造変化(異性化)し、グラフト重合に有利な構造に変わったためであると考えた。
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