研究課題/領域番号 |
22760606
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
黒田 浩一 京都大学, 大学院・農学研究科, 准教授 (30432339)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | レアメタル / 金属認識 / バイオキャッチャー / 応用微生物 / バイオテクノロジー / 酵母 / 細胞表層工学 / ModE |
研究概要 |
次世代型のレアメタル選択的バイオキャッチャーの創製をめざし、細胞表層工学により創製してきたレアメタルバイオキャッチャーを基盤とし、これに選択性を付与することを試みた。大腸菌由来モリブデン結合タンパク質(ModE)の金属結合に関わる6つのアミノ酸残基に着目し、変異を導入したModE変異体の細胞表層提示を行った。構築したModE変異体提示酵母の中で、T163Yの変異を導入した株はタングステン選択的吸着能を示した。また、リチウムイオン吸着酵母を創製するため、リチウムイオン結合タンパク質の細胞表層提示やリチウムイオン吸着ペプチドのスクリーニングを試みた。25アミノ酸からなるランダムペプチドライブラリーの中から、リチウムイオン耐性を指標に選抜を行ったところ、リチウムイオン耐性酵母が得られ、細胞表層提示したペプチドによりリチウムイオンを吸着していると考えられた。
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