研究課題
若手研究(B)
3D-CADデータからの溶接線を考慮したモデル作成法の開発および反復サブストラクチャー法を基に高速溶接変形解析手法の開発を行った。モデル作成法に関しては、CADソリッドデータを基にモデルを作成するが、固有ひずみ解析を行う上で、溶接線の交差部を除く直線部に関しては自動的に要素分割を行うことができるようになった。その後、熱弾塑性解析によって得られた適切な継手モデルの塑性ひずみ分布を用いて大型船体ブロックの溶接線に固有ひずみを与えた固有ひずみ解析を行った。本解析結果とレーザー変位計による実機計測の変形を比較したところ、変形傾向の良好な一致を示した。さらに溶接線の各方向が大型ブロックの変形に及ぼす影響について検討を行った。
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Proceedings of the Twenty-first(2011) International Offshore and Polar Engineering Conference
ページ: 111-116
Proceedings of the Twenty-first (2011) International Offshore and Polar Engineering Conference