研究課題/領域番号 |
22760670
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
原子力学
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
小林 悟 岩手大学, 工学部, 准教授 (30396410)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 磁性 / 原子力エネルギー / 脆化予測 / 磁気測定 / 圧力容器 / 非破壊評価 / 照射脆化 / 非破壊検査 / 劣化予測 |
研究概要 |
研究成果の概要(和文):高中性子照射量領域における原子炉圧力容器鋼の照射脆化に伴う磁気特性変化のメカニズムを解明するため、照射脆化のキー元素の含有量を系統的に変えた圧力容器鋼材について長時間熱時効実験を実施した。熱時効温度および組織に依存した保磁力の熱時効時間依存性が観測された。それらの結果から、中性子照射に伴う磁気特性変化は、銅析出物形成、回復の促進効果、およびマトリクスの格子歪み緩和の複合効果により解釈でき、特にその効果の優位性は材料の初期組織に強く依存することを見出した。
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