研究概要 |
化学プラント等で大量に排出される低温排水および中温排ガスを利用して,高温蒸気生成させる新規化学蓄熱を検討した.本プロセスでは,吸着熱を利用して水蒸気を生成させる.その際,水と吸着材を直接熱交換させることで高効率化を図った.その結果,常圧下で蒸気生成・吸着材再生を繰り返し行い,本プロセスが実現可能であることを示した. 80℃の水から4気圧までの飽和蒸気生成を確認した.理論計算で蒸気生成および吸着材再生での内部温度や反応の進行を予測できた.化学プラント等で大量に排出される低温排水および中温排ガスを利用して,高温蒸気生成させる新規化学蓄熱を検討した.本プロセスでは,吸着熱を利用して水蒸気を生成させる.その際,水と吸着材を直接熱交換させることで高効率化を図った.その結果,常圧下で蒸気生成・吸着材再生を繰り返し行い,本プロセスが実現可能であることを示した. 80℃の水から4気圧までの飽和蒸気生成を確認した.理論計算で蒸気生成および吸着材再生での内部温度や反応の進行を予測できた.
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