研究課題/領域番号 |
22770031
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
植物分子生物・生理学
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
藤木 友紀 埼玉大学, 大学院・理工学研究科, 助教 (00414011)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2010年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | オートファジー / 液胞 / 膜輸送 / リン脂質 / シグナリング / シロイヌナズナ / エンドサイトーシス / PI3キナーゼ / ホスファチジルイノシトール3リン酸 / 細胞増殖 / エンドサトーシス |
研究概要 |
ホスファチジルイノシトール3リン酸(PI3P)と呼ばれるイノシトールリン脂質はホスファチジルイノシトール3キナーゼ(PI3キナーゼ)によって合成され、脂質メッセンジャー分子として生体内の様々な生命現象に関わっている。植物ではPI3キナーゼの欠損株が雄性不稔となることもあり、逆遺伝学を用いた生理機能解明は進んでいない。私はPI3キナーゼの活性調節因子Atg6を使って雄性不稔を回避する遺伝子操作を施し、PI3キナーゼ活性が著しく低下したatg6変異体植物個体を作出することに成功した。本研究では、この手法によって得られたatg6変異体の表現型解析を通して高等植物におけるPI3キナーゼ複合体の明らかな生理機能が明らかになってきた。
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