研究課題
若手研究(B)
本研究は、タバコの葉における、葉身と葉脈木部の発達が植物ホルモンのオーキシンとサイトカイニンを介して連動していることを明らかにした。こうした生理機構の下、葉脈の道管木部の形態は、流域面積によってよく説明できること、切除実験が示すように道管の直径はそのときの流域面積に強く影響を受けていることがわかった。これらの関係は複雑な葉脈ネットワークの水輸送機能を推定する上で非常に重要な知見である。
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