トランスポゾン・タギング法を用いたドーパ合成酵素遺伝子の探索

• 研究課題/領域番号: 22770033
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 植物分子生物・生理学
• 研究機関: 東京農工大学
• 研究代表者: 佐々木 伸大 東京農工大学, 大学院・工学研究院, 助教 (80422088)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2011
• 研究課題ステータス: 完了 (2011年度)
• 配分額: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2010年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
• キーワード: 代謝生理 / 植物色素 / ベタレイン

研究概要

オシロイバナにおいてベタレイン色素合成に関わるDOPA dioxygenase(DOD)遺伝子についてプロモーター領域を含むゲノム構造を単離した。オシロイバナのDOD遺伝子は2つのイントロンと3つのエキソンから構成されていると考えられた。易変花色をもつオシロイバナ系統のゲノム領域についてDOD遺伝子近傍配列を確認したが、トンランスポゾン様の配列は確認されなかった。そこで、オシロイバナ花弁から抽出したmRNAを用いたcDNAサブトラクション法によってドーパ合成に関わると思われる候補遺伝子を3種類単離した。

研究成果

• [雑誌論文] In vitro synthesis of betaxanthins using recombinant DOPA 4, 5-dioxygenase and evaluation of their radical-scavenging activities (2010)
  • 著者名/発表者名: Sekiguchi H, Ozeki Y, Sasaki N
  • 雑誌名: J. Agric. Food Chem 巻: 58 ページ: 12504-12509
  • 査読あり
• [雑誌論文] 植物色素の排他性-アントシアニン色素とベタレイン色素 (2010)
  • 著者名/発表者名: 佐々木伸大
  • 雑誌名: 生物科学 巻: 62 ページ: 30-38
• [雑誌論文] In vitro synthesis of betaxanthins using recombinant DOPA 4,5-dioxygenase and evaluation of their radical-scavenging activities. (2010)
  • 著者名/発表者名: 関口拓史(佐々木伸大)
  • 雑誌名: Journal Agricultural and Food Chemistry 巻: 58 ページ: 12504-12509
  • 査読あり
• [学会発表] 植物色素ベタキサンチンの酵素学的半合成 (2010)
  • 著者名/発表者名: 関口拓史、佐々木伸大、小関良宏
  • 学会等名: 第28回日本植物細胞分子生物学会大会・シンポジウム
  • 発表場所: 仙台
  • 年月日: 2010-09-03
• [学会発表] 植物色素ベタキサンチンの酵素学的半合成 (2010)
  • 著者名/発表者名: 関口拓史
  • 学会等名: 第28回日本植物細胞分子生物学会
  • 発表場所: 東北大学(仙台)
  • 年月日: 2010-09-03
• [産業財産権] L-DOPAを蓄積する植物細胞及びその利用 (2010)
  • 発明者名: 中塚貴司,高橋秀行,山田恵理,坂本裕一,関口拓史,佐々木伸大,小関良宏,西原昌宏
  • 権利者名: 中塚貴司,高橋秀行,山田恵理,坂本裕一,関口拓史,佐々木伸大,小関良宏,西原昌宏
  • 出願年月日: 2010-09-07