研究課題
若手研究(B)
本研究は、軟体動物アメフラシを用いて摂食行動と産卵行動の切り替えに関わる中枢神経回路の機能解析を主な目的とした。口球神経節に存在する同定ニューロンにガラス微小電極を刺入して、産卵ホルモンの効果を電気生理学的に調べた。産卵ホルモンにより運動ニューロンの活動が修飾され、閉口開始時期の早くなることが示唆された。この現象は口の運動パターンが食物を吐き出す方向へ変化することを表しており、産卵時の動物個体に見られる摂食量の減少に寄与していると考えられる。
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Journal of Physiological Sciences
巻: 62 Suppl. 1
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Comparative Physiology and Biochemistry
巻: 28 Suppl. ページ: 175-175
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巻: 68 Suppl. 1
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http://www.toho-u.ac.jp/kenkyu_db/index.html