研究課題/領域番号 |
22770102
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
構造生物化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
藤橋 雅宏 京都大学, 大学院・理学研究科, 助教 (10397581)
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連携研究者 |
石田 豊和 産業技術総合研究所, 計算科学, 研究員 (70443166)
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研究協力者 |
KOTRA P. lakshmi トロント総合研究所
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2010年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | X線結晶解析 / ODCase / 反応中間体構造 / 基質構造の歪み / 酵素反応機構 / 蛋白質X線結晶構造解析 / 酵素基質複合体 / OMPDC / OMPDCase / タンパク質X線結晶構造解析 |
研究概要 |
オロチジン一リン酸脱炭酸酵素(ODCase)は、オロチジン一リン酸(OMP)をウリジン一リン酸(UMP)に変換する脱炭酸反応を、酵素の非存在下に比べて10の17乗倍加速する酵素である。この酵素の反応触媒機構を解明するために、いくつかの基質アナログや変異体を用いた解析や、計算機による反応シミュレーションなどを行った。今回の研究とこれまでの知見を統合して、ODCaseは一般の酵素反応でよく見られる遷移状態安定化だけでなく、反応基底状態の不安定化も利用して、反応を触媒していることがわかった。
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