研究課題/領域番号 |
22770136
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
機能生物化学
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
當舎 武彦 独立行政法人理化学研究所, 城生体金属科学研究室, 研究員 (00548993)
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研究協力者 |
PISLIAKOV Andrei 独立行政法人理化学研究所, 杉田理論生物化学研究室, 基礎科学特別研究員 (70565770)
ADELROTH Pia ストックホルム大学, Department of Biochemistry & Biophysics, 准教授
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2010年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 一酸化窒素 / 金属酵素 / 結晶構造解析 / 生体分子分光 / 膜タンパク質 / プロトンポンプ / ヘム / 呼吸酵素 / 一酸化窒素還元酵素 / 呼吸鎖末端酸化酵素 / X線結晶構造解析 / 共鳴ラマン分光 / 酵素反応機構 / 膜蛋白質 / 反応中間体 |
研究概要 |
嫌気呼吸に関わる膜結合型一酸化窒素還元酵素(NOR)の還元型および、酸化シアン結合型の立体構造を決定した。共鳴ラマン測定から、基質であるNOが大きく折れ曲がった様式で、NOR活性部位のヘムに結合することを明らかにした。また、NORの触媒反応に必要なプロトンの輸送経路を分子動力学計算により調べ、経路を決定している構造的因子に関する知見を得た。これら一連の成果は、NORの反応機構の理解はもちろん、NORから好気呼吸酵素への機能変換の仕組みを理解するうえで、重要な情報であるといえる。
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