研究課題
若手研究(B)
生物の細胞の動きの多くを司るアクチンフィラメントは、常に細胞内で形成と崩壊を繰り返している。その動態は多くの蛋白質によって厳密な制御を受けている。Arp2/3複合体とフォルミンは、アクチン制御蛋白質であり、いつ、どこでアクチンフィラメントを形成開始するのかを決定する。私たちは、その形成開始機構を明らかにするために、電子顕微鏡と画像解析を用いた細胞内蛋白質構造解析手法をオーストリアのグループとともに開発、Arp2/3複合体が細胞内のどこにあるのか、どのような形をしているのかを明らかにした。また、フォルミンについても、金粒子と電子顕微鏡を用いて、フォルミンがアクチンフィラメント端だけに結合し、側面に結合しないことを明らかにした。
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http://str.bio.nagoya-u.ac.jp:8080/Plone