CENP-A のセントロメア局在化におけるバックアップ機構の解明

• 研究課題/領域番号: 22770176
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 分子生物学
• 研究機関: 帝京大学 (2012); 久留米大学 (2010-2011)
• 研究代表者: 高山 優子 帝京大学, 理工学部, 助教 (90461467)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2012
• 研究課題ステータス: 完了 (2012年度)
• 配分額: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円); 2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: セントロメア / 染色体構築 / ヒストン / 分裂酵母 / 細胞周期 / スクリーニング

研究概要

分裂酵母CENP-AのG2期にみられるセントロメア局在化は細胞致死回避のバックアップとして働いていることが示唆されている。そこで、このバックアップ機構に関わる因子の探索を行った。候補遺伝子5つのうちの1つはRNA結合モチーフを持つ因子であり、G2期のセントロメア局在化ができないAms2遺伝子破壊株とは合成致死になることから、 G2期のCENP-Aのセントロメア局在に重要な因子である可能性が示された。

研究成果

• [雑誌論文] Mapping genomic hotspots of DNA damage by a single-strand-DNA-compatible anstrand-specific ChIP-seq method (2013)
  • 著者名/発表者名: Zhou, ZX., Zhang, MJ., Peng, X., Takayama, Y., Xu, XY., Huang, LZ. Du, LL
  • 雑誌名: Genome Research 巻: 23 号: 4 ページ: 705-715
  • DOI: 10.1101/gr.146357.112
  • 査読あり
• [雑誌論文] Epigenetic inactivation and subsequent heterochromatinization of a centromere stabilize dicentric chromosomes (2012)
  • 著者名/発表者名: Sato, H., Masuda, F., Takayama, Y., Takahashi, K. Saitoh, S
  • 雑誌名: Current Biology 巻: 22 号: 8 ページ: 658-667
  • DOI: 10.1016/j.cub.2012.02.062
  • 査読あり
• [学会発表] ヒストン転写と DNA複製進行のカップリング機構の分子解明 (2012)
  • 著者名/発表者名: 高山優子、副島朗子
  • 学会等名: 日本分子生物学会
  • 発表場所: 福岡国際会議場
• [学会発表] ヒストン転写とDNA複製進行のカップリング機構の分子解明 (2012)
  • 著者名/発表者名: 高山優子、副島朗子
  • 学会等名: 日本分子生物学学会
  • 発表場所: 福岡国際会議場
• [学会発表] ヒストン転写因子Ams2とS期進行の関連解明 (2011)
  • 著者名/発表者名: 高山優子、副島朗子
  • 学会等名: 日本分子生物学学会年会
  • 発表場所: パシフィコ横浜
  • 年月日: 2011-12-15
• [学会発表] ヒストン転写とDNA複製進行のカップリング機構の分子解明 (2011)
  • 著者名/発表者名: 高山優子、副島朗子
  • 学会等名: 核ダイナミクス研究会
  • 発表場所: クラッセホテル北広島
  • 年月日: 2011-10-27
• [学会発表] ヒストン転写因子Ams2分解制御とS期進行の関連解明 (2011)
  • 著者名/発表者名: 高山優子、副島朗子
  • 学会等名: 酵母遺伝学フォーラム
  • 発表場所: 九州大学医学部百年講堂
  • 年月日: 2011-09-05
• [学会発表] ヒストン転写因子Ams2 と S 期進行の関連解明 (2011)
  • 著者名/発表者名: 高山優子、副島朗子
  • 学会等名: 日本分子生物学会
  • 発表場所: パシフィコ横浜
• [学会発表] ヒストン転写と DNA複製進行のカップリング機構の分子解明 (2011)
  • 著者名/発表者名: 高山優子、副島朗子
  • 学会等名: 核ダイナミクス研究会
  • 発表場所: クラッセホテル北広島
• [学会発表] ヒストン転写因子Ams2 分解制御と S 期進行の関連解明 (2011)
  • 著者名/発表者名: 高山優子、副島朗子
  • 学会等名: 酵母遺伝学フォーラム
  • 発表場所: 九州大学医学部百年講堂
• [備考]
  • URL: http://www.e-campus.gr.jp/staffinfo/public/staff/detail/2000/32