研究課題
若手研究(B)
苦味は、Gタンパク質共役受容体(GPCR)の1種であるT2Rを介した経路で伝わる。チンパンジーやニホンザルにおいて機能的なT2Rの多型解析をおこない、T2Rの高度な種内多様性をあきらかにした。本研究により、T2Rの種内多型の保持が多種多様な苦味物質を限られた数の受容体で認識する機構のひとつであることが示唆された。また、ヒト・チンパンジー・ニホンザルにみられるPTC感受性における個体差は、T2R38に独立に起こった変異が原因であることをあきらかにした。
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