研究課題
若手研究(B)
土壌の硝酸態窒素レベルを低く維持しながら野菜の生育を促進する方法として,雑草を地際で刈って畝上に敷く,'雑草の残渣マルチ'と,雑草をトマトの草丈の半分を超えない範囲で生育させる'雑草のリビングマルチ'の2種類の雑草管理を組み合わせた'雑草マルチ'が有効であるかどうかを調査した。雑草マルチは,残渣マルチの厚みを大きくした場合,窒素施肥と組み合わせることによって,茎葉乾物重と果実収量を増加させたが,無施肥では効果を及ぼさなかった。